カビかどうかを調べる

施工エリア
マンション
作業内容
  • 菌種同定
  • 除菌・防カビ作業

背景

「自室の壁紙に染みのようなものを見つけた。カビかもしれない。」と住人様から相談を受けた管理会社様よりお問合せ頂きました。カビかどうかを確認し、必要に応じて対策を検討したいというご要望でした。

概要

壁紙の染み部分を、専用機具使って拭き取りるように検体を採取し、シャーレにて一定期間培養しました。すると、たくさんのカビのコロニー形成が確認されたため、顕微鏡を用いた菌種同定を実施。割り出された菌種とその特性などから、有害性や効果的な対策法を検討しました。

結果・対策

カビの疑いがあった染みについて、実際にカビであったことが確認されたことをご報告。高湿度な環境をとても好む菌種であったため、住人様にお部屋の湿度状態について詳しくヒアリングしました。その結果、壁の近くでスチームタイプの加湿器を使用していたことが判明。スチームにより壁が湿ったことで、カビの好む環境条件が整い、カビが発生してしまった可能性が高いと推察されました。カビが生えてしまった場所には除菌作業を施し、今後の対策として、加湿器の使用方法を見直すことをご提案しました。被害が拡大する前に対策を講じることができ、管理会社様も安心したご様子でした。

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